乙女ゲーム『キューピット・パラサイト』のネタバレあり感想です。隠しルート含む全ルートの感想を書いてるので、未プレイの方はご注意ください。
※気になったところや好きなところを局所的に書きなぐる形式をとってます。リアルタイムでメモっていたのを書き写してるので、前後関係が分かりづらいかもしれないです。
ネタバレなし感想はこちらから↓
螢彩院・F・琉輝
再会のヨガ、そして
悪態つきつつもなんだかんだで柔らかい態度の螢彩院くん。セミナー来てくれるし、困ってる女の子を助けてくれるし、普通に優しいですよね。口調はきつくても、変わりたい努力したいと思ってる人を結局放っておけないんだなと思う。
#da536eって言われるのも好きだったけどね。冷たくされても優しくされても楽しいからお得。
プレゼントと部屋着
アロマキャンドルに照らされながら過去や本音を話してくれる螢彩院くんに嬉しい気持ちを抱きつつ、部屋着も素敵だなあとか思ってました。前髪もいつもとちょっと違うし、些細な変化が良い。どんな格好してても可愛い。
#f4b3c2~#bce2e8
グラデーションで見える、なんで主人公のことがあんなに可愛く見えるんだのくだり、可愛すぎた。甘酸っぱい……甘酸っぱいねぇ……。
カメリアの時点ですでに美人色だったけど、#f4b3c2~#bce2e8のグラデーションは本当に綺麗で可愛らしいですね。こんなふうに見えてるんだ~そっか~ってニコニコしてしまいました。
恋人同士になって
他人を顔面偏差値で区別し、ミスト爆撃をかますという無礼千万をかましていた螢彩院くんが、主人公と出会い主人公に恋をしたことで、自分を見つめなおし素直に可愛いとまで言ってくれるようになったのには、嬉しいやら感動やらで涙ぐみました。ガチで。
真面目でストイックで、ただ他の世界のことを知らなかっただけなんだなと改めて思う。彼はいい子や、いい子なんや。
分岐エンディングのこと
エンディングリストを埋めるためにデートのお誘いを断るのは心苦しかった。震えるほど緊張してたのに。本当、あんな選択肢選ばせないでほしい……。
エンディングと言えば、グッドエンドはもちろんのこと『今夜ベッドの上で』も良かったです。問題は全く解決してないけど、初々しくてとっても可愛かった。ここのスチル最高。おでこに手を当てられてるやつと同じくらい好き。
螢彩院くんルートは全体的にめっちゃ乙女ゲーしてて、ときめきまくりでした。
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シェルビー・スネイル
シェルビー社長の妻(偽)になる
偽装夫婦として生活するという王道展開、いいですね! 古より使われてきたこの設定、やっぱりワクワクします。
しかし同居を提案したあたりの主人公、社長を男として見てなさすぎてちょっと面白い。
SSにこだわるけども
社長は地位に固執してる仕事人間だけど、決して我を押し通すような頑固野郎ではないんですよね。融通利くし、譲歩してくれる。この手のキャラにありがちな高圧的なところも最初からないし、普通に優しいです。真っ向から婚活してたらとっくに相手見つかってただろうな(本気の恋ができるかはともかく)。
独身バレ
独身なことがバレてしまう展開は「えっ急だな、結局公表しちゃうの?」と思ったけど、すでにいろいろ手回ししてたんですね。致命的なことにはならず難を逃れ、むしろ良い結果になったのはご都合展開な気もしましたが、辛いシリアスが続くよりはずっと良かったです。正直安心しました。
ギルのお祝い、勘違いからのすれ違い
クラリスが遅れてくるってなったとき、あ~これ社長に見られちゃうやつだ、誤解される~って察したけどやっぱりそうなった。定番のやつですね。
契約書破られたのは悲しかったな。ショックだったのは分かるけど、そんなことしなくてもいいじゃんって。でも、そうまでしないと主人公を遠ざけられないと思ったんだね。社長、不器用だな~。
誤解が解けてからは甘々でしたね。恥ずかしくなるくらいイチャイチャしやがって……。
本当の夫婦に
かなり相性良いというか、お似合いの2人ですよね。シェルビールートのキューピット・コーポレーション、めっちゃでっかい企業になりそう。
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ラウル・アコニット
恋してないのに
ラウルのシナリオ、序盤からフルスロットルでびっくりしました。こういう感じで来るとは思わなかったな。
恋が始まる前に肉体関係になるキャラ初めて見たんですけど、私が知らないだけで他にも(乙女ゲー作品で)いるんだろうか。うーん……挑戦的なキャラだ。
というか、神話トークうんぬんよりよっぽど問題ですね、すぐ家に呼んじゃうの。まさかこんな爆弾抱えてるとは。
演技指導を続けて
シリアスな関係のまま進んでいくのかと思ったけど、そんなことなくて安心しました。あんなことしたのにラウルの後腐れ感のなさすごい。
主人公の指導によりラウルの演技は少しずつ良くなっていきます。でもやっぱり限界はあって……。ここらへん、かなり丁寧に描かれてましたね。歩みがゆっくりなので、プレイヤーである私も「惜しいんだけどなあ」と歯がゆくなりました。
契約終了
じゅうぶんと言えるほど演技が良くなり、マネージャーが勝手に契約を終了させたところ。ラウルが声を荒げて怒ってくれたの嬉しかったです。それだけ主人公のことを想ってくれてるんだなって。
ストーカー、牡蠣、そして遺跡に落ちる
ラウルのシナリオどうなってるんですか? 要素が多くて頭の中とっ散らかりそうです。
遺跡に落ちたあと、なにを見せられてるんだろうと思いつつ、ラウルの逞しさには勇気づけられました。どんな場所でもラウルがいれば大丈夫そう感ある。無人島に連れていきたいランキング堂々の1位です。
蘇るアレキサンダー
いかにもなにか企んでそうだった叔母さん、主人公の敵でした。主人公が人間界に降りるとき、妙に準備が良いし親切すぎるとは思ったけど、やっぱりそういうキャラって裏があるんだなあ。悲しい。
それにしても……軽率に寝るし、ストーカーに襲われるし、オイスターロシアンルーレットするし、遺跡に落ちるし、前世がアレキサンダーだし。ラウルのシナリオは盛沢山でしたね。
アラン・メルヴィル
苦労人アラン
なにやら攻略対象たちと主人公をくっつけようと頑張るインキュバスのアラン。あの手この手で主人公に恋をさせようとするけど失敗します。まあ、そうだよね。他のルートを見るに、序盤の主人公は脈なしどころか脈マイナスって感じだし。
アランが「あいつに協力して……」みたいなことを言ったとき、もしかしてクラリスのこと? って思ったらやっぱりそうでした。クラリスはサキュバスだったんですね。夜いないことが多いのにも納得。
金の矢は誰を射る
キューピットとプシュケの話がここで活きてくるとは。面白いなあ。
金の矢効果だとは分かっていても、主人公がアランにベタ惚れなのニヤニヤしちゃう。たのし~。でも、なんとなく話の予想つくから楽しいんだけど悲しくもなる。こんな状態、ずっと続くわけないんですよね。
キューピットの真実
なんかナイフみたいなので刺された!? えっ、寿命!? 消滅!?
って感じで普通に驚きまくりました。そっか、アランは主人公が消滅してしまうのを阻止したかったんですね。それは全く思い至らなかったな。
しかもアランは主人公の対の天使。自分の半身とも言える主人公を守りたい一心で今まで生きてきたなんて辛すぎます。どれだけ彼女の幸せを追い求めたことか。共通ルートでほんの少ししか片鱗を見せなかったアランの精神力よ。
ただちょっと思うのが、魂の片割れはやりすぎでは……? 他キャラとの設定格差が気になる。アランのことは好きだけどね。
ギル・ラヴクラフト
クラリス、痺れを切らす
ギルが好きなのは主人公だって、早い段階でクラリスがはっきり言ってくれて良かった。気づかないまま話が進んだらストレスすぎるので。主人公のことは普通に好きだけど、お約束の鈍感ぷりは到底看過できない。
自分のことになると分からなくなるってのはあるあるではあるけどね。プレイヤーはとっくにギルの気持ちを知ってるから、さっさと自覚して向き合ってくれとしか思えないんだ……。
プロム
ああもう、物語の主人公ってやつはなんでこんなに鈍感なのか。ギルも『守る』とかじゃなくて、好きってちゃんと言って!(後で後悔してたけど)
にしても、恋人同士になれたと勘違いしたその後のギルがやばすぎる。おんぶして移動とか台になるとか、相手が主人公じゃなかったらドン引きされて終わってたでしょ。そういう意味でも、ギルには主人公しかいないんだなあ。
選択肢が過去に介入してきたのにはちょっと笑ってしまった。過去改変しとる。
夢を叶えたら
いい感じの関係になってきたのに、今度はギルの新しい仕事が激務ですれ違ってしまいます。これで良かったはずなのに、なんだかモヤモヤする主人公。ずっと一緒にいた人と会えなくなるのはそりゃ寂しいですよね。前にギルが家を出ていったときとは状況が全然違うし。
物理的に離れたことで、ようやくギルのことを好きなのだと気づく主人公。ここまで長かった。やっとです。
でまあ、気持ちを伝えあってようやく結ばれた! と思ったら、間髪入れずの修羅場。自分のことを悪く言ってる記事を、ギルが書いたのではと疑う主人公。
ここらへんはもう納得できませんでした。あのギルを疑うなんて本当にあり得ないですよ。ていうか気になったんなら起こしてでも聞こうよ本人に。勝手に思い込んで飛び出して、あれよあれよと神界に帰っちゃって……。シナリオ的な都合があるのは分かるけど、もう少し上手くやってほしかった。
ギルVSマーズ
神界まで主人公を迎えに行き、説得するためマーズと対立するギルは格好良かった。決して諦めず、全てを投げ捨てる覚悟で戦うギルは確かにヒーローでした。
分岐エンディングのこと
『365通のラブレター』は珍しく明確なバッドエンドでしたね。20年経っても主人公を想い続けるギルのことを思うとあまりにも切ない。
最後、鉛の矢で射られて本当に恋心は消えたんだろうか? なんかギルだったら、それでも主人公を好きでい続けるような気がするんだよな……。
ピーター・フラージュ
ジュピター様奮闘記
ついに来ました、隠しルート。ピーター・フラージュとちーちゃん、2つの顔を使い分けながら奮闘するジュピター様の物語の開幕です。
ちーちゃんがジュピター様だっていうのは普通に気づかなかったです。というのも、ちーちゃんの正体のこととか全く頭になくて……。あっ、そうだったんだって感じでちょっと驚きました。
ピュアの権化
女性が苦手なジュピター様はとにかくピュアっピュア。なにをしても照れて新鮮な反応を見せてくれます。最年長ながらつい応援したくなる可愛さ。頑張れジュピター様。
それにしてもお顔が綺麗ですよね。ジュピター様が画面内にいるときは、しょっちゅう美しい~って見惚れてました。ピーター状態はかっこいいし、隙がない。
ディー・コンセンテスを束ねる者
他ルートのときも思ったけど、ジュピター様の立場辛すぎでは? 主神だからこそ思い通りにできないもどかしさがあるし、兄と比べてしまうのも本当に不幸だ。尻拭いばっかりで苦労してきたんだから、もっと自分のことを労わってジュピター様。
ジュピターとゼウス
双子か兄弟がいるっぽいというのはOPを見たときから予想してたけど、まさか別名のゼウスだとは思わなかったです。英語ギリシャ語で名前が複数あるのは他の神も同じだし、この2人だけ特例とはさすがに考えなかった。
The love of PARASITE6
6つの愛の形をぶつけることでゼウスを封印した主人公たち。分かるようで分からない倒し方だったけど、もっとはちゃめちゃな展開を見てきたからか余裕で受け入れられました。勢いもあったしね、細かいことは気にしない!
それにしてもゼウスのキモさ(いい意味での)は絶妙でしたね。出番は少なかったのに、しばらく忘れられないかも。
最後に
大団円エンドっぽいから恋愛は控えめなのかなと思ったけど、そこそこしっかりイチャついてましたね。でもやっぱり、他のルートと比べると駆け足気味だったかな? ジュピター様可愛かったからいいけど。
クリア後、メニュー画面に戻ったときのジュピター様の独白がなかったのはなんでだろ。聞きたかったから残念。
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