【ミストニアの翅望 -The Lost Delight-】クリア感想【Switch版】

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今回レビューするのは『ミストニアの翅望』です。

絵が綺麗なのと復讐というテーマが気になって購入。それ以外の情報は殆ど入れてないので、どう転ぶか楽しみです。

ネタバレなし感想なので、未プレイの方も安心して読める内容となってます。

それでは記事のほうに進みます

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作品の概要

ジャンル乙女ゲーム
プラットフォームNintendo Switch
プレイ人数1人

妖精女王により繁栄を極める王國【グランド・アルビオン】。
光と影が混在する19世末、その首都郊外に建つ名門貴族の邸に、
ひとりの新人メイドがやってくる――。

ある日突然、家族も親しい人々も住んでいた村も奪われたアプローズは、
自分から全てを奪った相手に必ず復讐することを誓う。

そして8年後――
素性を隠し、復讐候補者の邸で働きながら真相を探し始める。

「本日より誠心誠意お仕え致します」

國を守る麗しの貴公子たちとの邂逅がもたらすものとは。
そして彼女が選ぶ道とは――。

――数奇な運命に囚われた少女の復讐劇、ここに開幕。

ミストニアの翅望 -The Lost Delight- | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

ボリューム

60時間で全エンディング制覇。オート再生での時間なので、自分でテキストを送る場合はもう少し早くなると思います。

共通ルートは約8時間。個別ルートは6時間~8時間でした。

キャラクター・スチル

華やかなキャラデザが世界観に合ってます。妖精の翅もそれぞれ個性があって、全部可愛くて好き。立ち絵の種類が多いのもお得感あります。

スチルめっちゃ綺麗です。優しい色合いと繊細なタッチが好み。

シナリオ

共通ルート

復讐で潜入してるから仕方ないとはいえ、主人公が打算で行動するので可愛げがないです。もちろんこういう態度や心境は途中から変わっていくのですが、プレイヤーとしてはあまり冷たい態度をとりたくないので気になりました。

シナリオに関しては、BGMが全体的に大人しめなのと主人公のリアクションが小さいせいで淡々としているように感じました。これからどう展開していくのかという期待感があったので退屈というほどではなかったし、五家(攻略対象たちのこと)のみんなに興味を持てたから続けたいという気にはなったけど、もう少し起伏が欲しかったかも。

主人公の独白は若干くどいけど、冗長とまでは思わないといった感じ。なので文章の読みやすさは普通でした。でもやっぱり回りくどさみたいなのはあるかな……?

あと、共通ルート限定で自分で行き先を選択する探索パートがありますが、順番に選んでいくだけなのでとても簡単です。意味のないところも選ぶ必要があるので、それはいらないんじゃないかなと思いました。

ミストニアの背景
ミストニアの背景2

シナリオやシステムとは関係ないけど、背景のイラストが美麗でついついメッセージウィンドウを消して見てしまいます。今までやってきた乙女ゲーの中でも特に細やかで色合いが綺麗。ヒロインフェイスの枠も可愛くて好きです。装飾が凝ってるのはポイント高いです。

個別ルート

ルートによってシナリオの面白さに差があります。

いつ好きになったのか分からないまま最終決戦に突入して全く入り込めなかったシナリオもあれば、かたや恋愛過程や葛藤等が丁寧に描かれているシナリオもある。

後者のほうは胸を打たれて泣いてしまいましたし、お気に入りのシーンやセリフを見返したりしました。差があると読後感がブレるので本当にもったいないです。

恋愛要素が薄いのも気になったかな。目的がかたき討ちなので難しいとは思うのですが、好意を抱いたんならもう少しそれを表に出してほしかったです。恋心を否定したり隠しがちな主人公に、かなりヤキモキしました。

エンディングの種類は3つあって、分岐エンディングがとってつけたような薄いストーリーじゃないのが良かったです。バッドエンドのほうは精神的にくる内容となってるので、しっかり描写することでダメージも大きくなりましたが……適当に書かれるよりはいいと思えました。

それと、スキップと選択肢ジャンプが速いので、周回するにあたって全くストレスがないです。これはめちゃくちゃ助かります!

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糖度

全体的に微糖。恋愛してる場合じゃないっていうのはそうなんですけど、乙女ゲーなのでもっとときめきが欲しかったです。

恋愛的なイベントを挟んだあとにすぐ重いシナリオがくるので、甘さを感じづらいというのはあるかもですが。

サウンド

序盤のほうはあまり印象に残らなかったけど、個別ルートでは好きなBGMが何曲かできました。特に『fairy-tale theater』が好きです。

デフォルトの音量が小さかったので、聴こえづらかったら適宜ボリュームを上げましょう。私は2つほど上げました。

おまけ要素

トレジャーチェスト

ボイスなしのミニストーリーが全部で16個(各キャラ2つずつとプラスアルファ)。

コンプリートスチルもありました。嬉しい。

総合評価

3.8

感想まとめ

共通ルートのシナリオの地味さや個別ルートの面白さのバラツキ等、最初はどうなることかと不安でしたがちゃんと楽しめました。心に残るキャラとシナリオに出会えたし、総合的には面白かった部分のが多かったです。

世界観やキャラに惹かれたなら、ぜひ遊んでみてください。

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