今回レビューするのは『Cult of the Lamb』です。
カルト教団を率いて異教徒を倒していくという、なかなか攻めた内容の本作。面白そうなのでそれ以上はよく調べずに購入しました。
ひとまず追加コンテンツのダウンロードは無し。本体のみの購入となります。
それでは記事のほうに進みます
※ネタバレには気をつけていますが、内容をほのめかす文章や画像が出てくることがあります。あらかじめご了承ください。
作品の概要
ジャンル | アドベンチャー、アクション、ローグライク、シミュレーション |
プラットフォーム | PC、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PlayStation 4、PlayStation 5 |
プレイ人数 | 1〜2人 |
キミは今まさに「旧き信仰の司教」たちにより処刑されようとしている子羊。そんなときに命を救い出してくれたのは「待ち受けし者」と呼ばれる謎めいた存在だった…。
彼から授かった赤き王冠を使いこなし、真なる教団を築き上げよう!
各地を冒険して忠実な信者を増やし、忌まわしき司教たちが支配する旧き信仰の地で自身の教えを広めていくのだ!信者を集めれば集めるほど、キミは王冠の力をより引き出せる。ときには、強大な力を手に入れるため信者に命を捧げてもらうこともあるかもしれない。そうして手にした赤き王冠の強大な力を振るい、司教たちによって囚えられている待ち受けし者を解放しよう!
Cult of the Lamb | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
ボリューム
25時間でエンディング到達。クリア後に20時間ほど遊び、合計プレイ時間は45時間となりました。
ゲーム内実績はだいたいとりましたが、それでも全部ではないのでかなりボリュームあります。追加コンテンツもあるので、がっつり遊びたい人も満足できると思います。
良かったところ
自分だけの教団が作れる
主人公は教祖! 自分だけの教団を好きなように作ることができます。まずは信者を増やして、少しずつ教団を大きくしていきましょう。
最初のうちは教祖自らがご飯を作ったり掃除したり寝床を作ってあげたりする必要がありますが、そのうち信者たちに任せられるようになります。完全に手が空くわけではないけど、君はこっち、君はあっちねと信者たちと協力するのはとても楽しいです。
生贄だとか、洗脳だとか、やってることはエグいけどキャラクターデザインが可愛らしいので気になりません(表情豊かだし愛らしいまである)。信者同士で仲良さそうにお喋りするし、主人公に敬愛を示してくれることもあったりと本当に可愛いです。信者スキンの種類が豊富で全員違う見た目にできるのも愛着が湧く一因になってそう。
ちなみに信者には寿命という概念があるのでいつかは死んでしまうのですが、あることをしたらなかったことにできます。素晴らしいですね。
そして拠点の模様替え要素。装飾品だけでなく床の柄も変えられるのでレイアウトは無限大です。
同じ見た目になることはほぼないだろうと断言できるほど自由度が高いので、ぜひ好きなように彩ってみてください。
単調にならない素材集め
教団を維持するには物資が大切です。施設を作るための石や木、食事を作るための食材など。けっこうな量の骨がないと儀式も行えません。
なので集めてくる必要があるのですが、じゃあどこで集めるのかって言うと、入るたびに形が変わるダンジョンに潜ることになります。
毎回ローグライクなマップをクリアしなければならないと聞くと大変そうに思われるかもしれませんが、早ければ15分ほどで踏破できるので余裕で回数を重ねられます(階層を増やすとさすがに時間がかかる)。
潜るたびに設計図等がアンロックされますし、イベントやお店の種類も豊富なので、いつもなにかしらの発見があって退屈しませんでした。さくさく進めてざくざく集まるの楽しい。
戦闘もシンプルながらスピード感があって良かったです。武器がランダムなので思うように戦えないこともありますが、必然的に緊張感が生まれるので良い側面も。とはいえ好きな種類の武器が出たほうが普通に嬉しいですけどね。
気になったところ
狙ったところを選択しづらい
信者と施設がよく重なるので、キャラクターを選択したいときに施設に触ってしまったり、話しかけたいほうに話しかけられなかったりということがまあまあの頻度で起きます。これは人数が増えれば増えるほど顕著になっていきます。
大した不満ではありませんが、面倒なときもありました。
総合評価
感想まとめ
じつはローグライクであることを知らずに買ったので思ってたのとだいぶ違ったのですが、いいほうに予想が外れてくれました。カルト教団の運営、面白かったです。
気になった方はぜひプレイしてみてください。
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