今回レビューするのは『リトル ノア 楽園の後継者』です。
元々はスマホのゲームだった本作。アプリ版がサービス終了した後にコンシューマータイトルとして復活という経緯みたいです。まだまだ終わらせんぞという開発陣の気合が伝わってきます。
あんまりスマホゲーをやらない筆者はアプリ版はプレイしたことがありません。こんなことなら遊んでおきたかったなと思いつつ、ゲームを開始しました。
それでは記事のほうに進みます
※ネタバレには気をつけていますが、内容をほのめかす文章や画像が出てくることがあります。あらかじめご了承ください。
作品の概要
ジャンル | ローグライトアクション |
プラットフォーム | PC、Xbox One、Xbox series X|S、Nintendo Switch、PlayStation 4 |
プレイ人数 | 1人 |
ノアは、空飛ぶ巨大な方舟を軽々操る錬金術の天才。
リトル ノア 楽園の後継者 (playstation.com)
錬金術によって発展した王国・マナセリスの地を、方舟に乗って旅をしていました。
すると空に浮かぶ古代の遺跡らしき謎の建造物を発見。
遺跡に近づくと、方舟に一匹の猫が飛び込んできました。
ノアを「侵入者」と呼んだその猫が奇妙な力を発揮すると、嵐が巻き起こりノアの方舟は遺跡の付近へと不時着してしまいます。
遺跡の調査と、方舟を修理するために、ノアは遺跡ダンジョンの最深部を目指して冒険します。
ボリューム
10時間弱でエンディング到達。総プレイ時間は23時間。
トロコン目指すなら30~40時間はかかると思います。時間をかければとれるものばかり(クリスタルを○○個入手する等)でしたが、それがシンプルに大変だったので私は80%くらいで止めました。
良かったところ
簡単操作なのにバトルが爽快
アストラルというノアが使役してる(?)キャラクターを編成して戦うのですが、ボタンを連打してるだけで次々アストラルが攻撃してくれます。戦闘に関しては本当に難しい操作がいらないのでアクションが苦手でも楽しく遊べます。難易度設定で難しくすることもできますし、幅広い層をカバーしてくれていると感じました。
また、エーテルスラストという短距離を瞬間移動できる技があって、空を飛んでいたり段差の下にいるような敵に瞬時に近づけるのでストレスがないです。発動中はスローモーションになってるので変なところに飛んでいくこともありません。回数を増やせるようになったら縦横無尽に動き回れるようになるのでかなり爽快です。
親切な機能付きのマップ
拾い忘れたアイテムはマップ上に表示されるので、うっかり置いていってしまった!といった失敗が起きません。
さらに、一度行ったエリアならどこからでもワープすることができるので無駄な移動時間も発生しません。これのおかげで非常にサクサク進められます。
気になったところ
単調な造りのステージ
ランダム生成なのに全体的に形が似通ってます。特殊エリアの種類も少なく、早い段階で新鮮味がなくなる。次のダンジョンはどうなってるんだろうというローグライト特有のワクワク感が薄いです。
コンセプトがローグライト初心者でも楽しめるようにとのことなので、むしろこの作品的にはそのほうがいいのかなとも思いますが、そんなわけで、一般的なローグライト・ライク系と比べるとちょっと単調で作業感が強いかもしれません。
総合評価
感想まとめ
ステージが単調とか書いといてなんですが、バトルの爽快感が不満点を上回ってくれたので想定よりも長く遊べました。
本家を知らなくても楽しめるのか少し不安だったのですが、それに関しても全く問題なかったです。知っていればより楽しめたかもしれませんが、メインはアクション部分ですし、ストーリーも分かりやすく描かれていたのですんなり頭に入ってきました。
刺さったところがひとつでもあるなら買いです。
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