今回レビューするのは『Ori and the Blind Forest: Definitive Edition』です。
メトロイドヴァニアの面白さを知ってから、いつかやりたいと思ってた本作。
優しそうな雰囲気だけど、やっぱり死にゲーなんだろうか。好きなくせに下手なのでメトロイドヴァニアを遊ぶときはいつも若干緊張します。
それでは記事のほうに進みます
※ネタバレには気をつけていますが、内容をほのめかす文章や画像が出てくることがあります。あらかじめご了承ください。
作品の概要
ジャンル | アクション、メトロイドヴァニア |
プラットフォーム | PC、Xbox One、Nintendo Switch |
プレイ人数 | 1人 |
ニブルの森が滅びようとしている – 強烈な嵐が悲惨な出来事を次々に巻き起こしていった後、オリは勇気を見出す旅に出発し、ニブルの森を救うため闇の根源に立ち向かう。「Ori and the Blind Forest」は、英雄になる運命を背負った親なき子の冒険譚。Moon Studio 制作の、目を見張るほど美しいグラフィックが広がるプラットフォーム アクション ゲームです。手塗りのアートワーク、細やかに動くキャラクター達、本作のための書き下ろし楽曲、そして決定版ならではの数々の特長を盛り込み、「Ori and the Blind Forest」は、愛と献身、そして私達一人一人の中に存在する希望をめぐる、心の奥深くに響く物語を描き出します。
Ori and the Blind Forest: Definitive Edition | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
ボリューム
12時間でクリア。ライフセルやエナジーセルなどの収集物は全て回収済みで、それ込みの時間になります。
ゲーム内実績は一部達成できず。死亡せずクリアとかは一生できる気がしないです……。
良かったところ
没入感のある世界観
表現が上手いので、物語が始まって数分で引き込まれました。まだ目的とかも分かってない状態なのにほろりと来てしまい、没入感がとんでもないなと思ったものです。
グラフィックは見た通り美しいのですが、BGMもまるで映画を見ているかのような盛り上がりがあって素晴らしいです。プロローグが終わった頃には、すっかり作品の中に入り込んでしまいました。
もちろん、プロローグだけでなくどのエリアにもそれぞれの美しさがあり、新しいところを見つけるたびにわくわくしました。
標高が高い場所や光が差し込んでる場所など、思わずスクショを撮りたくなること請け合いです。
アクションが得意でも苦手でも楽しめるバランス設計
本作の主人公は炎の玉を飛ばして敵を攻撃します。
この炎の玉、けっこうホーミングしてくれるので少し離れたところから攻撃ボタンを連打していれば敵を倒せてしまうんですよね。敵のほうもホーミングしてきたりするので適宜避ける必要はありますが、接敵しなくていいというのは非常に気が楽でした。
また、本作ではボス戦がありません。中ボス戦ぽいのはありましたが、初見でなんとかできる程度のものです。死にまくりながら強敵を倒すというのも嫌いではないけど、こういうメトロイドヴァニアも良いなと思ったり。詰む可能性が下がるうえ、探索に集中できるのは普通に嬉しかったです。
そんな感じで、いつもは難しいと感じたらすぐイージーに下げる軟弱者ですが、最後までノーマルで遊びきることができました。
ただ、戦闘面が優しい反面アスレチック部分はけっこう難易度高かったです。
特に強制スクロールでの脱出と最終エリア。エンディング直前だから仕方ない気もするけど、最終エリアの急な難易度上昇にはちょっと驚きました。
とはいえ、これは無理かもってなる前に突破できるため理不尽さは一切感じませんでした。振り返ってみると、アクションが得意でも苦手でも楽しめる難易度だったんじゃないかなと思います。
好きなところにセーブ地点を作れる
ありがたいことに、好きなところにセーブ地点を作ることができます。
どこでもいいわけではなく回数制限もありますが、大した制約ではないのでばんばん作ってました。リトライポイントを好きに設定できるのは安心感がすごかったです。
気になったところ
ワープできる場所が少ない
ワープ同士の間隔が長いため、移動が少し面倒でした。
アイテムの回収で何度も行ったり来たりするので、ワープできる場所があといくつか欲しかったです。
総合評価
感想まとめ
面白かったのですが、思ったより難しかったなあという印象。もう少しほのぼのとしてるのをイメージしてました。ですが嫌になることはなかったので、本当に良いバランスだったと思います。
気になった方はぜひプレイしてみてください!
(ちなみにデス数は279回でした。リトライが早いとサクサク死ねますね)
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